児童精神科医NINAの休憩室

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いろはかるたもとうとう最後の文字「ん」まで到達しました。

イラストなんて描いたこともなかった私がここまでずっと続けてこれたのは，ひとえに読んでくださっているひとがいる！実感できていたからだと思います。

コメントやweb拍手で応援してくださったみなさま，ありがとうございました♪

これからもいろいろなかたちで情報発信していきたいな，と思っています。

引き続き，どうぞよろしくお願いします！


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みなさまもう薄々お気付きかも知れませんが，こちらのブログ「児童精神科医NINAの休憩室」はここで一旦開店休業状態にしようと思っています。

これからはこどものメンタルヘルス情報サイト「こころの小枝」を覗いていただけると嬉しいです。

それでは，また…。

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同じ場所で過ごす同級生でも，同じ家で暮らすきょうだいでも，こどもたちはもちろんひとりひとり違います。

そして，好きなことも得意なことも違うはず。

学校や家庭という枠組みのなかで必要なことを身につけることも大切だけど，自分が好きだと思えることや自分に向いていることを伸ばしていくのもとても大事なこと。

自分らしさや自信の源にもなる趣味や特技，自分のものも他のひとのものもお互いに尊重し合えたらいいですね。

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こどもが何かに失敗したりつまずいて立ち止まったりすることがありますよね。

ずっと応援していればこそ，「何やってるの？ もう1回ちゃんとやってみなさい！」と発破をかけたくなるもの。

でも，こどもだってきっともう1回取り組まなきゃとは思っていて，それでも身動きが取れなくなっているのかもしれません。

まずは挑戦したことををねぎらい，失敗した無念さを受け止めて，自分で立ち上がるのを待ってあげられたらいいですね。

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こどもが今までできていなかったことができるようになったとき，周りのおとなはつい大きな期待を寄せてしまうもの。

それができればもうちょっとがんばってほしい，次はこんなふうになってほしい…と。

でもこどもにしてみたら，やっとここまでがんばったのに，せっかくの努力を認めてもらえていない，と感じてしまうかも知れません。

次の目標を描く前に，まずは今ここへたどり着いたことをしっかり喜び合えたらいいですね。

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こどもさんがひきこもると，周りのおとなはとても心配します。

どうしてひきこもってしまったのか，どうすれば出られるのか…。

何とかしたいという焦った気持ちから，つい感情をぶつけあってお互いにつらい思いをすることも。

でもこどもさんは，ひきこもるほかには自分を守る方法がなかった，という緊急事態にあったのだろうと思います。

おうちは安全地帯ということでもあります。

まずは安心して休ませてあげられたらいいですね。