児童精神科医NINAの休憩室

m3のblogからお引っ越ししました。児童精神科医NINAのblogです。 今は児童も成人も診させていただいている,地方の勤務医です。 日々思ったことを自由に書き留めてみようと思います。 コメント大歓迎! ですが,レスが遅れることがあります。どうぞご了承ください。

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【がんばっているキミへ】今あなたにふりかかってきた試練は,…

本日のつぶやき。


今あなたにふりかかってきた試練は,きっと乗り越えられるよ。
そして乗り越えたときには,自分にとって大きな自信になるからね。


。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+



今でこそ仕事も家庭も趣味もみんな楽しんで元気に過ごしている私ですが,振り返ってみるとこれまでの人生(?),ずっと今みたいに元気いっぱいだったわけではありませんでした。

いちばんしんどかったのは,中2?中3くらい。
クラスのなかで軽くいじめられるみたいな感じでお弁当をひとりで食べたりもしたし,休憩時間に教室にいても楽しくなくて図書室へちょくちょく行ったりもしてたし…自分にとって学校が少なくとも「楽しいと思えない」場所だった時期がありました。

今考えると不思議なのですがそれでも学校を休みたいと思うことはなかったし,親にもまったく相談することなく毎日登校していました。
当時隣のクラスだった幼なじみと一緒に登校していたことも支えのひとつだったと思います。

高校に入ってからはクラスで友達と過ごすのが楽しいと思えるようになったけど,華があって流行やオシャレにも敏感な女子たちとは明らかに別グループ…学年の女子全体で地味なほうから数えて10本の指に入るくらい(笑)。
それでも,学校のなかにちゃんと居場所がある感覚をちゃんと持てていたのは,同じ地味系(?)の女の子友達や,それぞれに個性的であたたかい先生方と楽しい時間をたくさんもてていたからだと思っています。

大学高校よりもっと面白くて刺激的な場所だったし,今も続いている気の合う友人関係もたくさん築くことができて,卒業して仕事を始めてからはさらに毎日が新鮮でわくわくするような経験の連続で,やっぱり新たな大切な出会いを日々積み重ねているところ。


私の歴史を長々と語っても仕方がないのですが,何が言いたかったかというと,中学高校なんて社会に出てからのことを考えたら,こどものころのほんの一瞬のできごとだ,ということです。

中学高校時代は,人生最初の荒波と戦う時期。この時期を何のトラブルもなく通過するほうが珍しいんじゃないかと思えるくらい,たくさんのこどもたちにいろいろなことがふりかかります。

その荒波の真っ只中にいるときは,今よりひどい状況なんて想像できないくらいつらくて,さらにこのつらさがずっと続くんじゃないかと思ってしまうかもしれません。


でも,抜け出せるときは必ずくるし,抜け出す方法は必ずあるから。

自力で這い出すこともできるだろうし,ご両親や学校の先生と一緒に突破することもできるだろうし,この時期特有のつらさのせいでこころの不調まで起こしてしまったときには私たち児童精神科医が力になれるかも知れません。


「ほんの一瞬」のできごとではあるけれど,ここをうまく克服できないとおとなになったときのスタートダッシュがうまく切れなかったり,過去のつらさをいつまでもひきずってしまったりすることにもなりかねないので,人生のなかで大事にクリアすべき試練であることも確か。

高校生のころ診察室へ通っていた患者さんが,何年も経って元気な姿で私を訪ねてきてくれたとき,「なんであのときあんなにしんどかったのか,今はもう全然わからないんですよね…」なんて笑いながら話してくれたことがあります。

今お会いしている患者さん,これからお会いすることになる患者さんにも,おとなになったとき「なんであのときあんなに…」って笑ってもらえるように,思春期のつらさを乗り越えた体験がおとなになってからの自信につながるように…まずは勇気を出して診察室を訪ねてくれたことをねぎらうところから,私にできる支援を始めていきたいと思います。
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*Comment

NoTitle

神は、それを乗り越えられる人にしか、試練を与えない。

小さい頃からお世話になっている牧師さんに、父が亡くなった後立ち直れず荒れ果てていた時期に頂いた言葉です。
ふと思い出しました。
すみません、それだけです。

うんうん

そうですよね。
私も小学校の時に訳もわからず泣いたことがあります。
軽く登校拒否だったかも。
娘たちには「困ったら避難しておいで!」って世界は学校だけではないと教えたいです。

スキンと絵がかわりましたね!
かわいいです♩♪♫♬
@nakajihaha さん作ですね。
  • posted by 森戸やすみ
  • URL
  • 2009.11/20 19:39分
  • [Edit]

NoTitle

本当に抜け出せる日が来るんでしょうか・・・どうもたくさんの恩師に言われても渦中にいると信じられないんですよね。頭では納得しているつもりでも。
どうしたら抜け出せるのか、地道に我慢を続けてて大丈夫なのか、さまざまな不安が押し寄せてきますが、元気な自分を夢見て頑張るしかないですね。
  • posted by rinrin
  • URL
  • 2009.11/20 23:19分
  • [Edit]

> いのさん

お父さまを亡くされたのですね…それはとてもおつらかったことと思います。

いずれは乗り越えなくてはならないことだけど,つらすぎて今すぐには受け容れられそうにないことだってありますよね。
  • posted by NINA
  • URL
  • 2009.11/20 23:27分
  • [Edit]

> 森戸やすみさん

「世界は学校だけではない」,ホントそのとおりだと思います!
自分のこどもが学校生活でつまずいても,動じないで受け止めてやれる親でいたいですね。

ブログデザインはなかじ母さんにおんぶに抱っこ状態です。
いつもステキに仕上げてくださって感謝です♪
  • posted by NINA
  • URL
  • 2009.11/20 23:35分
  • [Edit]

> rinrinさん

今は見えないかもしれないけど,必ず出口は見えてきますよ!
希望を捨てないこと,そしてひとりでじっと耐えるのは無理だと感じたらまわりの味方をさがして力になってもらうこと…
それが基本ですが,詳しい状況がわからずお返事しているので,また遠慮なくコメント書き込みしてくださいね♪私でよければお力になれたらいいなと思います。


  • posted by NINA
  • URL
  • 2009.11/21 00:05分
  • [Edit]

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Author:NINA
地元のこどもたちの元気な育ちを,ご家族と一緒に応援させていただきたいと思いながら,日々診療に取り組んでいます。
家に帰れば一児の母。「楽しい子育て」を目標に奮闘中です。
趣味は音楽と写真。ピアノを弾きながらこどもと童謡を歌ったり,デジタル一眼レフを携えてお散歩したりするのが私のリラックスタイムです。

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