児童精神科医NINAの休憩室

m3のblogからお引っ越ししました。児童精神科医NINAのblogです。 今は児童も成人も診させていただいている,地方の勤務医です。 日々思ったことを自由に書き留めてみようと思います。 コメント大歓迎! ですが,レスが遅れることがあります。どうぞご了承ください。

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【こどもの育ちを支えるあなたへ】 おとなたちが,こどもたちに対する希望を…

本日のつぶやき。


おとなたちが,こどもたちに対する希望を捨ててしまったら,
きっとこどもたちはよい方向に変化するきっかけを失ってしまうんじゃないかな。


。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+



連休中ちょっとブログ更新をお休みしていましたが,ぼちぼち再開します。

3日ぶりの更新なのに,ちょっと悲しくなった話。

先日,私の診察室へ来てくれている中学生の男の子の担任先生から,病院へ電話がありました。

こちらからご連絡したことはこれまでにも数回あったけれど,先生のほうからのお電話は初めて。どうしたんだろう? と思ったら…案の定,よくない知らせでした。

患者さんが,同級生と一緒に万引きをしてしまったとのこと。

どうやら患者さんはどちらかというと消極的な参加(友達の誘いを断り切れず…)だったよう。もちろん,だから許されるという話でもないのですが。

先生のお電話の主旨はあまりよくわからないのですが,とりあえず報告してくださったということのようでした。


以前から,先生は私の患者さんのことを「問題児」だと思っていらっしゃったみたいで,「あの子がこういう非行に走るだろうとずっと思ってましたけどねっ」といった剣幕になんだかちょっと違和感を感じていたのですが,…

「あの子は,クラスの悪党ふたりにく子分みたいにっついていたくてしょうがないんですよ。まぁ,僕からみたらあいつら3バカですからね,どうしようもない3バカ!」


・・・えーと先生,今なんておっしゃいました?(←心の声)

わが耳を疑いつつ,ちょっと気が遠くなりつつ,電話を切りました。


ほかの記事にも書いたことがあったかもしれませんが,私は自分が担任しているこどもたちのことを悪く言う先生のことはあまり信頼してません。

担任の先生から「バカ」のひとりだと思われている(ほとんど面識のない私にもズバッとそうおっしゃるくらいですから,こどもさん本人や同級生にも先生の思いは日々滲み出ていることでしょう…)こどもが,クラスのほかのこどもたちから尊重してもらえるでしょうか? 先生にも同級生にも認めてもらえていない子がはたして自尊感情をうまく保って育つことができるでしょうか?


まぁ,いつまでも気が遠のいているままでいるわけにはいきません!

この男の子に対して私には何ができるのか,ご両親とどんなお話ができるのか,そんなことをしっかり考えて関わりを続けていきたいと思います。

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*Comment

NoTitle

はじめてコメントさせていただきます。
私は以前思春期小児病棟に看護士として
働いていました。今は普通の看護士件ママです。

先生の言葉、私も腹立たしく思います。

病棟にも困った子ども達はいましたが、
ひとりひとり彼らの思いを聞いてみると
彼らの気持ちが理解でき
自分が抱いていた先入観や嫌悪感がなくなり、
応援したい気持ちが湧いてきました。

その先生はまだ先入観の段階でしか
彼らと関わってないのじゃないでしょうか。

先ずは彼らのことを知ってほしい。
先生という職業ならば手を抜かず
その作業をしてほしいなと思いました。

とはいえ、
わたしも日々の育児では
丁寧さに掛けてしまうことばかりで
自戒の念をもって
書き込みをさせていただきました。
  • posted by めえめえ
  • URL
  • 2010.01/11 20:56分
  • [Edit]

私だったら・・・

色付きの文字小5で、アスペっ子+ADHDの息子がいます
もし、そんなことを言う先生がいたら
私なら学校に抗議しに行ってるなぁe-281

今まで、私はそうやって息子を守ってきたから
これからもそのスタンスは変えないつもりですe-2
【母は強しe-2e-2
だって、私が彼を守らなかったら誰が
守ってくれるんでしょうe-2
こんな考え間違ってるかなぁ…
  • posted by うめこ
  • URL
  • 2010.01/11 21:25分
  • [Edit]

> めえめえさん

コメントありがとうございます♪
レスがとても遅くなってしまってごめんなさい!

私は自分の師匠にあたる存在のひとから「目の前の患者さんやご家族の誰かが悪者に見えたら,それは自分の見立てが間違っていると思いなさい」と厳しく言われてきました。
こどもだって好きで不良になったり非行に走ったりするわけじゃないし,親だってこどもをわざと下手に育てたいわけじゃない。でも,そうせざるを得ない状況に陥っている…そう考えれば,何をどう支援すればいいかが見えてくるはずですよね。

こどもを支援するおとなたちは,先入観をもたずにひとりひとりのこどもの思いを丁寧に聞くことが大切…私も本当にそう思います! 私自身を自戒を込めて,改めて心に刻ませていただきますね。
  • posted by NINA
  • URL
  • 2010.01/14 23:06分
  • [Edit]

> うめこさん

コメントありがとうございます♪
レスが遅くなってしまって,本当にすみません。

> だって、私が彼を守らなかったら誰が守ってくれるんでしょうv-237

この言葉,とってもステキだなぁと思いました。
そうですよね,親がいちばん身近なところでしっかり守ってくれているということがこどもたちにとってどれほど心強いことでしょう! 学校や社会のなかで挫けそうになることがあっても,何よりも頼もしい存在に支えられて,きっと自信を取り戻してくれるはず。
やっぱり親として我が子のことをしっかり応援してあげたいですね!
  • posted by NINA
  • URL
  • 2010.01/14 23:35分
  • [Edit]

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Author:NINA
地元のこどもたちの元気な育ちを,ご家族と一緒に応援させていただきたいと思いながら,日々診療に取り組んでいます。
家に帰れば一児の母。「楽しい子育て」を目標に奮闘中です。
趣味は音楽と写真。ピアノを弾きながらこどもと童謡を歌ったり,デジタル一眼レフを携えてお散歩したりするのが私のリラックスタイムです。

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