児童精神科医NINAの休憩室

m3のblogからお引っ越ししました。児童精神科医NINAのblogです。 今は児童も成人も診させていただいている,地方の勤務医です。 日々思ったことを自由に書き留めてみようと思います。 コメント大歓迎! ですが,レスが遅れることがあります。どうぞご了承ください。

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【もっと元気に,もっとHAPPYに♪】 夢をもつのはウキウキすること。…

本日のつぶやき。


夢をもつのはウキウキすること。夢をかなえるのはとてもステキなこと。
いちばん大変なのは,夢を持ち続けることなのかもしれないね!


。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+



この前,地元の児童精神科医仲間や学生さんと話したときのこと。

「こどもの精神科医になりたい,って言ってくれる学生さん,結構多いよね?」
「でも,じゃあ実際にこどもの精神科医になる医師が増えてるかと言ったら,全然増えてないよね」

といった議論になりました。

たしかに,学生さんのなかには「不登校のこどもの悩みを聞いてあげられるような医師になりたいけど,小児科へ行ったらいいんですか,それとも精神科へ入ったらいいですか?」なんて嬉しい質問をしてくれるひと,意外といるんです…。

私の住む地域の場合,こういう目標なら小児科より精神科のほうが少し適している感じです。なので,ローテーション終了後精神科医として入局してくれることが多いのですが・・・,

結局こどもを診る精神科医にはならずじまいになってしまうのです。


なぜか。

(1) 現実に,おとなの精神科医が地域で不足している
なので,医局の人事担当の先生は「こどもの診療がしたい」と言う若い先生にどうしても「よし,やってみなさい!」と言いづらい。「どうしても○○病院の人手が足りなくて困ってるから,まず2年間そっちへ勤めてくれないか」みたいな話になってしまうのです,

(2) こどもの精神科の研修を受ける場所がない
決心かたく「それでもこどもを診る研修をどうしても受けたいです!」と若い先生が粘ってみても,じっくり勉強させてもらえるようなポストが地元にはほとんどありません。それじゃあいくら診たくても診られないよねぇ…。

(3) 大学病院などの大きな病院に,こどものこころの診療をする専門スタッフがいない
スーパーローテ期間中は無理としても,精神科医としての初期研修のうちにその病院の指導医のうち誰かがこどもを熱心に診ているとしたら,その先生と一緒にこどもの患者さんの入院治療を担当したり,その先生の外来治療に陪席したりといったチャンスが得られるはず。でも,考えてみたら今地元にそんな病院はひとつもありませんな…。

そんな状況で,数年間こどもの診療をするという目標がかなえられないうちに,せっかくの志はだんだんしぼんでしまう…それが現状じゃないかな,と今まわりを見ていて思います。悲しい現実です。


もしも今,「こどもの心の診療をしたい!」という夢を抱いてくれている医学生さんや医学部を目指す高校生さんがいるのなら,ぜひその夢を大切に持ち続けていてください。

そしていざ精神科医として働き始めてからも,どうかその目標の軸をぶらさずに「いつか必ずこどもの心の診療をするんだ!」ってずっと思い続けてください。思うだけじゃなくて周囲にも公言してどんどん伝えていってください。

挫けずにいたら,何年か経ったとき必ず道は開けるから。

願い続けたら絶対に実現するから。

どうかどうか,本当に心からそうお願いしたいです。



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*Comment

玉石混交

子どもを診てくれる所は複数ありますが、帯に短し襷に・・・かな? (こんな状況は、恵まれているのでしょうけど;)
>思うだけじゃなくて周囲にも公言して・・・
私の願いもいつか叶うように、あちこちで言いふらしてきます^^;
  • posted by RAM
  • URL
  • 2010.01/13 19:28分
  • [Edit]

夢を持ち続ける

もうすっかりとうのたった10年選手の麻酔科医です。でも今でも「やりたい」と思う分野があります。夢ってトライをあきらめないかぎり、失敗したとはいわない、ってある本に書いてありました。
分野は違いますが、私も夢、持ち続けていきたいと思っています。

NINAさんが目標

久しぶりにコメントさせていただきます。
最近は、NINAさんのブログも同じお仕事のドクターからのコメントが多くなったような気がします。
きっと、Twitterでいいお付き合いが出来ているからでしょうね。
全くの異業種の私が口を挟むことではないのでしょうが、NINAさんが先頭をきって頑張って児童精神科医の職をつき進んでいかれれば、きっと若い医学生さんたちも後に続いていけると思います。
そういう意味でもこのブログが大きな支えになるのではないでしょうか?
頑張って下さいね!!
  • posted by powaro
  • URL
  • 2010.01/14 13:36分
  • [Edit]

> RAMさん

たしかに,児童思春期の診療施設が地域に複数あって迷ったり選んだりできるというのは結構恵まれていることなのかも知れません…もちろん,だからといって玉石混交でよいわけではないですよね。それは私たち医師の努力不足のせいです。ごめんなさいっ!

願いを口に出すのって,じつはとっても大切な「願いを叶えるコツ」ですよね。
私も機会あるごとに誰かに自分の願いを聞いてもらうようにしています。
お互い,うまく願いが叶うとよいですね♪
  • posted by NINA
  • URL
  • 2010.01/15 00:08分
  • [Edit]

> runa123さん

世間ではジェネラリストの医師が求められている,といった報道をよく見聞きしますが,一方で患者さんたちのお声をお聞きするとスペシャリストを求めていらっしゃるんだなぁと感じることも多々ありますよね。

ジェネラリストを目指す医師も,スペシャリストを目指す医師も両方いていいはず…お互い自信をもって挑戦したい分野に向けて突き進んでいきましょう♪
  • posted by NINA
  • URL
  • 2010.01/15 00:14分
  • [Edit]

> powaroさん

twitterでは仕事と関係ないこともたくさんつぶやいているので,「何このひと?!」と思われるリスクもあるかも(笑)と思いつつ,でも楽しくつぶやき合える方とどんどんつながれるのはやっぱり面白いなぁ…とも感じています。

児童精神科医の話ですが,一部の恵まれた(児童精神科医を医師としての研修初期から目指すことができる)地域を除けば,一般精神科医の研修を積みながら児童精神科医になるルートを模索し続けることはかなり根性が要ります。それだけに,よく言えば熱意があって意志の強い(悪く言えば協調性に乏しいマイペースな)仲間が多いかも知れません。もちろん私もそんななかのひとりです。こんな逆境でも,やっぱり仲間を増やしていきたいし,後輩たちにはもうちょっと楽な道を準備してあげたいなぁとも思ったりしています。
  • posted by NINA
  • URL
  • 2010.01/15 00:29分
  • [Edit]

はじめてコメントします!ツイッターから来ました。
私の周りには小児科希望が多くて、中には子供の精神科をやりたいと言ってる子もいます!
その子に諦めないでって伝えようと思います(^^)


個人的には、もし回り道をしたとしても、そこでの経験はこどもの精神科になるためのスキルアップに繋がるんじゃないかと思ってたのですが、そもそも指導医自体が少ないという現実をみると、そう甘くはないのかなぁ…と考えさせられました。
  • posted by くまぐす
  • URL
  • 2010.01/15 17:49分
  • [Edit]

> くまぐすさん

Twitterから来てくださったんですね! ありがとうございます♪

こどもの心の診療に興味のあるお友達がいらっしゃるとのこと,とても嬉しいです! ぜひよろしくお伝えくださいね。

おっしゃるとおりで,回り道をして学んだことは児童精神科医として働くうえでもちろんプラスになると思います。私もおとなの患者さんを診させていただいていることが,こどもの患者さんとお会いしたとき“おとなになったときこの子の姿”というものを意識した診療をすることにつながっているなぁと実感しています。

ただ,一般精神科にしても小児科にしても,それぞれの現場が忙しすぎるので,頑固なほどの強い意思を持っていないとそこからの方向転換が難しいのです。
だからこそ,上司や同僚からのプレッシャーに負けず,本当に進みたい道へなんとか飛び出そうね!って若いひとたちに伝えたいと思っています♪
  • posted by NINA
  • URL
  • 2010.01/16 02:03分
  • [Edit]

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Author:NINA
地元のこどもたちの元気な育ちを,ご家族と一緒に応援させていただきたいと思いながら,日々診療に取り組んでいます。
家に帰れば一児の母。「楽しい子育て」を目標に奮闘中です。
趣味は音楽と写真。ピアノを弾きながらこどもと童謡を歌ったり,デジタル一眼レフを携えてお散歩したりするのが私のリラックスタイムです。

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