児童精神科医NINAの休憩室

m3のblogからお引っ越ししました。児童精神科医NINAのblogです。 今は児童も成人も診させていただいている,地方の勤務医です。 日々思ったことを自由に書き留めてみようと思います。 コメント大歓迎! ですが,レスが遅れることがあります。どうぞご了承ください。

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【学校生活】担任の先生,お疲れですね…。

昨日は嬉しかったことを書きましたが,今日は逆に悲しかったことを…。


今担当させていただいている中学生の患者さんから,学校連携してO.K.と許可をもらったので先日早速連絡してみたら…,

初めてお話しさせていただいた担任の先生が,患者さんに対する否定的見解をものすごい勢いで話し始めてビックリ!!

それが一段落ついたと思ったら,「それより問題はお母さんですよ,『あの子が変わらないと』と言うばかりで,自分のこどもへの対応の悪さを全然自覚してないし」と患者さん本人に対する言い方をさらに上回るほどのテンションで母親の対応のまずさをあげつらいます。「お母さんが基本的にダメだ,ってスクールカウンセラーともちょうど先週話したところですよ」と。


・・・・・・。


これじゃあ,うまくいくはずないよなぁ。

先生はもっともっと話をしたそうだったけれど,先生のご苦労をねぎらうのも私の仕事かもしれないけれど,だんだんやるせない気持ちになってきたのである程度お聞きしたところで電話を切らせていただきました。


先生が「ダメな子」とか「変な親」とかラベリングしているうちは,絶対に事態は好転しないものだと私は思っています。


こどもなんて本来は親や先生やまわりのおとなに認めてもらいたくて,そのためならがんばれちゃうもの。それができなくなっているとしたら,何かがその子の意欲を削いでしまったり,意欲はあっても実行できない状態にさせてしまったりしているのだろうと思います。

そして親御さんだって,ごく一部のケースを除いては基本的に自分のこどもに幸せになってほしいと考えていたり,なんとか親としてサポートしたいと考えてくださっていたりするもの。


そりゃひとりひとりがんばれる度合いや対応の上手下手というのはあると思うけれど,まずはこどもさんも親御さんも「がんばってる」という点を汲んで認めてあげるのが先決なんじゃないの?


かく言う私も,先生がこどもさんや親御さんのがんばりを認められないほど疲弊していらっしゃったり追い詰められているという現実に配慮しながら,このこどもさんに対してできる支援を展開していきたいな,と思ったのでした。
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Author:NINA
地元のこどもたちの元気な育ちを,ご家族と一緒に応援させていただきたいと思いながら,日々診療に取り組んでいます。
家に帰れば一児の母。「楽しい子育て」を目標に奮闘中です。
趣味は音楽と写真。ピアノを弾きながらこどもと童謡を歌ったり,デジタル一眼レフを携えてお散歩したりするのが私のリラックスタイムです。

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