児童精神科医NINAの休憩室

m3のblogからお引っ越ししました。児童精神科医NINAのblogです。 今は児童も成人も診させていただいている,地方の勤務医です。 日々思ったことを自由に書き留めてみようと思います。 コメント大歓迎! ですが,レスが遅れることがあります。どうぞご了承ください。

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【児童精神科医として思うこと】自分にとっての,新たな課題。

今日もまた,こどもの患者さんのことで初めて連絡を取らせていただいた学校の先生がとってもステキな方で嬉しくてホクホクした気持ちになりました。


数年前までは,患者さんの担任の先生などにご連絡するとなんだかこちらからお電話したこと自体を迷惑に感じられているような印象を受けることが多かったのですが,最近は私との電話のなかでこどもさんや親御さんのことを責めてみる先生こそあれ,電話自体を迷惑がられることはグッと減っているように感じます。

特別支援教育のおかげで教育現場と精神医療の現場の距離が縮まったということなのか,はたまた私のソーシャルスキルが多少なりとも向上して先生方に不快感を与えないようなやりとりができるようになったのか(苦笑)。

いずれにせよ,連携すること自体を好意的に受け止めていただけるようになったのはすごく嬉しいことです。


それはそうと,最近少しずつ診察室へ訪れてくれるこどもたちが低年齢化してきています。

年齢が1桁,ともすれば就学前のこどもさんもちらほら…。


今の勤務先が,主には成人を対象としている病院なので,おもちゃも遊具も何もない待合室に座らせている(いや,座ってはいませんね…待合室付近を元気に飛び回っています)ことがちょっと申し訳なかったりして。

小さなこどもさんたちが来てくれるようになったことは嬉しく思っているのですが,就学前のこどもたちを診る経験をこれまであまり積み重ねていないために,こうしていざ小さな患者さんにお会いする機会が増えてくると現時点で自分が繰り出すことのできる技(?)やおつなぎできる連携先をあまり持ち合わせていないことに改めて気付かされます。


こんなことじゃいけない。

もっともっと,小さなこどもさんのための支援の方法を私自身が身につけなくては。


また新たな課題が見つかりました…患者さんや親御さんにできるだけご迷惑をお掛けしないように,しっかり知識と経験と人脈を積み上げたり広げたりしていきたいと思います!

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*Comment

NoTitle

ウチのクリニック児童精神科なんだけど。。。
プレイルームにはおもちゃが山のようになってるけど待合室には全然見当たらないなぁ~。
子どもたち 何をしてるかっていうと任天堂DSやっている子が多いなー。
絵本一応置いてあるし 本も置いてあるけど興味あるのはDSって感じなのかな。
そうそう。なんと 先生ー。 学会で私の事発表するって。。。驚きだ。
  • posted by 理沙
  • URL
  • 2009.09/10 20:21分
  • [Edit]

そうなんですね…

理沙さんが通っていらっしゃる病院は待合室におもちゃがないのですね。
私が以前勤めていた児童精神科診療所にはとっても広くておもちゃもいっぱいの待合室があって,時間になって患者さんを呼びに行ってもなかなか診察室へ移ってくれなかったりしたこともありました。たしかに今はゲーム機持参の子も多いですよね。

学会発表のケースに選ばれた(?)のですね! それはおそらく主治医の先生からみられて理沙さんが珍しいほどに経過が順調ということなのでしょうね。理沙さんがたどってこられた道がほかのたくさんの患者さんたちの診療に有効に活かされることになるなんて,ステキですね。
  • posted by NINA
  • URL
  • 2009.09/10 23:37分
  • [Edit]

NoTitle

クリニックに通いだして5年。。。
5年の間にだいぶ成長したようです。
発達障害の子は愛着の形成がなかなか出来にくいみたいだけど私はクリニックに通ってなんとか愛着はマスターv-238
愛着を築きあげるまでの物語です。
発達障害の人をどうやって支援していくのか???ってこと語られると思うよ。
  • posted by 理沙
  • URL
  • 2009.09/11 20:00分
  • [Edit]

> 理沙さん

理沙さんの「愛着の形成過程のものがたり」なのですね。
うーん,とっても気になります。
主治医の先生のご講演をお聴きしてみたいです。

愛着形成は発達障害をもつ患者さんたちにとってとても大きなテーマですから,先生のご発表される内容がたくさんの患者さんに活かされるといいな,と思います♪
  • posted by NINA
  • URL
  • 2009.09/12 23:22分
  • [Edit]

NoTitle

ウチのクリニッックの院長先生 日本児童青年精神医学会に入ってるらしく そこの学会で言うみたい。
最近じゃ 発達障害の症例ばかりじゃないのかな。。。

NINA先生は 児童精神科医だからやっぱり発達障害とか興味あるのかなぁーって思って書いてます。
  • posted by 理沙
  • URL
  • 2009.09/13 09:47分
  • [Edit]

> 理沙さん

教えていただいてありがとうございます。
もちろん,発達障害は私にとってもすごく興味のあるテーマのひとつです。発達障害を持つために生きることに難しさを感じているかたはこどもからおとなまでたくさんいらっしゃるし,何かのお役に立てたらいいな,と思っています。

じつは私もその学会の会員ですが,今年度の学会に参加できるかどうかはまだ調整中です。行けたらいいのですが…その演題を聞けたとしても,理沙さんのことだってわからないかもしれませんね(涙)。
  • posted by NINA
  • URL
  • 2009.09/13 23:48分
  • [Edit]

児童を診るというのも・・

 私も、大人の精神科ばかりをしていて、いきなり、今の職場に来て、たくさんの児童も診るようになりました(まぁ、私の場合は、予定外、診ざるを得なかったと言う感じで、子どもを診ている自分が不思議です)。
 当初から、不登校だけではなく、脱毛・抜毛・夜驚・夜尿・遺糞、果ては園内暴力(?)に、霊が見えるまで。何が一番勉強になったかというと、年月が経って、振り返って、思春期になって、時には大人になって、当時の事を本人達から教えてもらえるというのが一番です(大人も診ていればこそデス)。小児科の先生は小児科の先生として、精神科の医師は、精神科の医師としての視点で、互いに意見が交換できれば良いですよね。そう言う点からみれば、大人の精神医療も経験してきたNINAさんが、児童をするという事は、とても貴重な存在になると思います。楽しみですね。
(なんとなく、私のNINAさんと、よく似た職場の雰囲気の仕事をしているのかも知れません)

書き間違え

すいません。ちょっと、書き間違えました。最後の( )のところ、私のNINAさんじゃなくって、私とNINAさんでしたm(_ _)m

> papamama0117先生

コメントありがとうございます。

私の場合は,おとなの精神科の研修しかできないような地域にいて,自分の勝手な希望で意識してこどもに接近(?)しているという状況です。もっとこどもの診療に集中したいと思う反面,おとなを診るという経験をたくさん積ませていただけていることもこどもを診るうえでプラスになっているのも確かだと思います。

こどもを診るひととおとなを診るひとがスパッと分かれてしまっているのも考えてみればおかしな話ですよね。私も「お互いの連携」ってとっても大事だと思っています♪

  • posted by NINA
  • URL
  • 2009.10/04 00:13分
  • [Edit]

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Author:NINA
地元のこどもたちの元気な育ちを,ご家族と一緒に応援させていただきたいと思いながら,日々診療に取り組んでいます。
家に帰れば一児の母。「楽しい子育て」を目標に奮闘中です。
趣味は音楽と写真。ピアノを弾きながらこどもと童謡を歌ったり,デジタル一眼レフを携えてお散歩したりするのが私のリラックスタイムです。

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