児童精神科医NINAの休憩室

m3のblogからお引っ越ししました。児童精神科医NINAのblogです。 今は児童も成人も診させていただいている,地方の勤務医です。 日々思ったことを自由に書き留めてみようと思います。 コメント大歓迎! ですが,レスが遅れることがあります。どうぞご了承ください。

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【児童精神科医として思うこと】お母さんの立場を思う,連休。

連休中は臨床の話題は書かないかも…なんて言いながら,とうとう3日目の昨日は更新すらしませんでした…。


平日は仕事で家を空けるのでこの連休のように5日間も続けてこどもと一緒に過ごすことなんてほとんどないのですが,こんな機会にふと「普段私は母親としてこどもと十分に関われているんだろうか?」なんて考えてみたりしています。

専業主婦でずっとおうちにいらっしゃるお母さん方と比べて,時間的には明らかにこどもとの関わりは少ないことは自覚しています。

もちろん,一緒にいられる時間にはできるだけ私自身が安定した気持ちを保って,話したり歌ったり触れあったりいろいろなかたちで楽しいコミュニケーションを取るよう心掛けていますが,そうそういつも理想どおりのお母さんではいられないのもまた事実。

それでも自分にできることは精いっぱいやっているつもりだし,こどもを置いて働いていることにあまり罪悪感というものは感じていません。


罪悪感を感じずに仕事ができているのは,家族や保育園など信頼して一緒にこどもを育ててくれていると感じられるようなまわりの環境に恵まれているからというのが大きいと思います。それは本当にとてもありがたいことです。


でも,もしも今後こどもの心身になにか不調があったとき,私がこどもを置いて仕事に出ていることを誰か(特に専門職のひとたち)に責められたらどんな思いがするだろう…?

「お母さんが一緒にいてあげないと,こんなことになりやすいんですよ」みたいなことばを掛けられたら。

「まぁ! 0歳から保育園だったなんて…あまりコミュニケーション取れなかったでしょう?」とか驚かれたら。


そんなことを想像しただけで,私自身の精神状態がどうかなってしまいそうです。


そして,これまでご自分なりに精いっぱいがんばってきたお母さんをふとした拍子にぐさっと傷つけてしまうかも知れない立場に自分がいる,ということの怖さを改めて感じます。そんなことが絶対にあってはいけないというのは本当にごくごく基本的であたりまえすぎることだけど,でもきっと自分が思っている以上に親御さんへことばをかけるときには言っていいか悪いか,言うべきか言わざるべきかとてもシビアに,とても繊細に心を配らなくてはいけないこと。


連休が明けたら,また気持ちを引き締めて診察室でこどもさんやご家族をお迎えしたいと思います。

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Author:NINA
地元のこどもたちの元気な育ちを,ご家族と一緒に応援させていただきたいと思いながら,日々診療に取り組んでいます。
家に帰れば一児の母。「楽しい子育て」を目標に奮闘中です。
趣味は音楽と写真。ピアノを弾きながらこどもと童謡を歌ったり,デジタル一眼レフを携えてお散歩したりするのが私のリラックスタイムです。

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